■身近な世界鳥類園「バードピア」の紹介
＜入口でのスナップ画像＞
９月８日付の朝日新聞の朝刊で、横浜マリンタワーの４〜５階に世界の鳥類を飼育している園があるということを知り、早速子供の友人と３人で出か
けてきました。横浜マリンタワーといえば横浜港の近くにあるデートスポット。この施設の存在は以前より知っていましたが、まさか鳥が間近で見られ
るコースがあることなど、本日の朝刊を見るまでまったく知らなかったのです。（開園２７年目だというのに）朝刊によりますと、「鳥と人が自由にふ
れあう場を！」と書かれてあったので、それなら間近で見られる絶好のチャンスと思ったわけです。
ＪＲ線を乗り継ぎ、石川町から歩いて１０分程の距離にこの施設はありました。この石川町で下車するのも十数年ぶり。その昔は、この駅前のテニスコ
ート場でよく汗かく週末を過ごした時代もありましたが、今はマンションが建ち、昔の景観はそこにはありませんでした。午後からは強い日差しも差し
込み、厳しい暑さでした。マリンタワーに到着するとすぐにバードピアに向かいました。園の入口付近はまばらでしたが、まずツノサイチョウ（１８歳）
が入口で出迎えてくれました。この鳥は警戒心もなく、人によくなついていました。入場料金は大人６５０円、子供４５０円と比較的お手ごろな価格。
展望台を別に利用される場合は１５０円の割引があるそうですが・・・。
さて、園内に入りますと、まずツノサイチョウが出迎えてくれました。このツノサイチョウ、餌の食べ方に特徴がありました。嘴の先で餌を捕らえ、そ
の後口の奥に投げ入れるのです。とっても上手でしたね。園内には園で育ったものも含め約４００程の数がいるとか。種類の説明はどこにも見当たりま
せんでしたけど、３０種はいたように思います。記憶している名前だけでもリストアップしますと、ホオジロカンムリヅル、エミュー、ハクオウチョウ、
チリフラミンゴ、アネハヅル、ツノサイチョウ、キンケイ、カササギ、ソウシチョウ、ホロホロドリ、クジャク、ハト、あとクイナの類と思われるルリ色
の鳥もいて、ひときは美しかったです。最後に、もっとも微笑ましい鳥は何？ と聞かれると「それはソウシチョウ」と答えるでしょう。相思相愛から
名前がつけられたというソウシチョウ。園内でも仲睦まじいしぐさを何度も見ました。
鳥の好きな方、是非この園に足を運んでください。１時間はたっぷり楽しめますよ。
動物園では決して味わうことの出来ない鳥とのふれあいの場所、こんな身近にあったのですね。いい経験をさせてもらいました。バードピアを開園し、
２７年に渡り鳥とのふれあう環境を提供してくださった宮中 理さんに感謝いたします。今度はまた家族でお邪魔しよっと。
ホオジロカンムリヅル クイナの類 子供に餌を運んでいました
カササギ クジャク
我が家の娘と同じ愛称 仲のよいソウシチョウ
2002/09/08